昆布屋さんのこだわりラーメンを食す

昆布屋さんのこだわりラーメンを食す

グルメ #千本今出川

京都で明治時代から続く昆布専門店がラーメンを作っていると話題のため、満を持して食べに行きました。
千本今出川にある「五辻の昆布」という名前の昆布屋さんで、この店の2階に「昆布と麺 喜一」という店名でラーメン屋を構えています。

ラーメンを食べるには予約が必要なのですが、こちらは一日に入れるお客さんの数が限られているため予約は早くにしないとすぐに枠が埋まってしまいます。
予約は30日前から可能で、私はちょうど30日前に予約をしましたがその時点ですでに予約が埋まっている時間帯がありました。

当日は開始時間の10分前までにお店に集合しないといけません。
15分遅刻すると入店できなくなってしまうのでお気をつけください。

15分くらい早く着いたのですが、少し早かったのでお店の売店で待たせていただきました。
こちらのお店は昆布専門店なので、いろいろな昆布の商品が並んでいました。

定刻10分前になると2階に案内されました。2階にはカウンター席がありなぜかワイングラスが並んでいました。
その後、時間になると昆布のお話を教えていただきました。

そもそもこちらのお店はラーメンを売りたいのではなく、昆布の魅力を広めたいのだそうです。昆布屋さんですもんね。
だから、昆布の種類・産地・特徴・利用方法などを詳しく教えていただけてとても興味深かったです。
種類によって旨味や香り、硬さがさまざまで料理によって適切な種類の昆布があるようです。

ひと通りの説明を受けてから、3種類の昆布(利尻昆布・真昆布・らうす昆布)の出汁のテイスティングをさせていただきました。
1日ほど水で抽出した出汁をワイングラスに入れていただきました。
昆布って思った以上に、種類によって香りや味の違いがよくわかるものなんですね。

お次はおぼろ昆布についての話でした。
おぼろ昆布は職人が専用の包丁を使って手作業で昆布を削り出して作るもので、ふわふわな昆布です。
眼の前で実際に削り出すという実演をしてくれました。

専用の包丁でシャッ!シャッ!と軽快な音を立てて昆布が削られていきます。

このおぼろ昆布を味見させていただきましたが、昆布の旨味をダイレクトに感じることができてとても美味しかったです。

そしていよいよメインディッシュであるラーメンをいただきます。

これは普通のラーメンとは全然違いました。スープには醤油も油も一切使われておらず、昆布の出汁を目一杯活かしたものになっていて、麺は全粒粉でできています。
そして上には先程削り出したばかりのおぼろ昆布を載せてあります。

ラーメンとうたっているものですが、実際のところラーメンとは別物に感じました。
どちらかというと蕎麦に近い印象でした。

だからラーメン好きな人が行くとコレジャナイ感があるかもしれないです。
ただ昆布のおいしさはよくわかりました。

ラーメンを食べに来たというよりも、まさに昆布の魅力を知るために来たという感じがしました。いままで昆布出汁を取ることはたまにありましたが、そこまでのこだわりも思い入れもありませんでした。
ですがこうして昆布についてよく知ると、ちゃんと昆布出汁をとって料理をしてみたくなりました。

ラーメンを食べたあとには1階に降りて昆布商品を購入しました。
実はこのコースはラーメンを食べて終わりではなく、ワンドリンク制ならぬワン昆布制となっており、一人1つの昆布商品を買わないといけません。

ご飯のお供になるような昆布の佃煮などの商品もあって美味しそうでしたが、出汁をとりたかったので私は出汁用の昆布を購入しました。

出汁のとり方に正解は無いらしく、人によって様々だそうです。だから自分がストレスにならない程度で試せる方法からやってみるのが良いとのことだったので、私もとにかく簡単な方法からやってみようと思います。
いきなりおいしい出汁が取れるとは限りませんが、これからの料理が楽しみです。

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